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牡蠣とパクチーが一生食えないよって話。

嫌いな食べ物ってあんまりないけど、この2つは口に入ったらノータイムでぺってしちゃう。
齢22にして絶対に食べられない物があるってなんだか嫌な気分。

前の彼女の家で出してもらった小洒落た料理にパクチーが入ってた時は、どうしてやろうかと思った。1人の紳士として涙浮かべながら食べたけどね。シソとか青ネギとかパクチーに似たような匂い強い系の葉っぱは全然食べられるしむしろ好きなのに。でもパクチーって好き嫌いが遺伝子レベルで決まってるらしい。森が言ってたから多分本当。

パクチーに関しては味覚が成熟してから嫌いと判断してるけど、牡蠣は小ちゃい頃のトラウマが起因してると思う。

僕のじいさんは人を小馬鹿にしてけらけらするのが大好きな人だった。このじいさんの血を継いで僕は人を小馬鹿にするのが好きだし、めちゃめちゃ優しいし、金遣い荒いし、タバコ吸うし、将来多分ハゲる。そんなじいさんは僕が小学生2年生くらいの時に牡蠣を買ってきて家でむしゃむしゃ食べてた。その時初めて牡蠣を食べた僕が少し嫌な顔をするや否やどんどん食わせてきて僕は盛大に嘔吐した。これだけでなく初孫にすることとは思えないことを幾度となくされてきた。

そんなこんなで僕は牡蠣とパクチーがどうしても食べられない。でもきまぐれクックさんが美味そうに牡蠣食ってるの観るのは好き。牡蠣に関しては10年以上食べてないから、今食べればちょっと違うのかもね。どうにかして僕にこの2つを美味しいと思わせてくれた人にはタバコ買ってあげる。