俺もなんか書きたかっただけ

僕と言う人間は自信家に思われがちかもしれない。けど、全然そんなことないんだよね。仲良くしてくれる周りの人達が、輝いて見えて劣等感で押しつぶされちゃいそうになるから虚勢張ってるだけ。僕がクソガキの頃からの悪い癖だ。

小学生の頃から両さんと寅さんに憧れて、気風のいい男になろうと頑張っていたし、中学高校大学と精神が大人に近づいてからも「何か」を演じて、「何か」になろうとしてきた。でもそれが功を奏したのか、僕の本質もそれに近づいてきている感じがする。とはいえ、根っこの部分は変えることはできない。本当は根暗で皮肉っぽいやつ。それを知ってるのは僕自身とお母さんだけ。おばあちゃんは多分知らない。伶菜ちゃんにはちょっとずつバレてきてるかも。

自分がどこに向かっているのかなんだかよく分からないけど、これで今まででやってこれたし無理に方向転換しないのが吉かもしれない。ただ、久しぶりに会ったら「お前なんか変わったよな」と言われるかもしれないから、僕の求める「何か」を突き詰めるスピードは緩やかにしなくてはならない。

人前の僕と人に見られていない時の僕は少し違うかもしれない。だからと言って、影で人を見下してるとか、本当はめちゃめちゃ気遣ってるとかそういうことはない。気遣うとしたら自分に一番気遣ってるしね。

まあ結局何が言いたいかって、いつも何かに縋っているめんどくさい人間だけど、これからも仲良くしてくださいって話。